Shufumin日記

のんびりデザイナー続けているひとの雑記ブログです

【まいにちハナオ】#1 ハナオへと続いていた道

ハナオと出会うちょっと前のはなし

ご近所さんの家の犬をよく見かけるようになったのが、最初に犬を意識し始めたきっかけでした。
名前はわからなかったので、私は勝手にその子を「イッヌ」と呼んでいました。
人懐っこい子だったのか、イッヌはこちらの存在に気づくと、タタタッと近寄ってきてくれました。
時には遊んで欲しいと高い声で話しかけてきてくれたり、(萌え)
またある時は、私達の家に郵便配達員さんが来るのを見た瞬間、門番が如く一生懸命吠えてくれたりしました。
その子のいろんな一面を見るたびに、私たちは犬という存在に興味を持つようになってゆきました。

* 柴犬の仔犬

犬って良いなと思い始めたある日のこと。 ふらっと立ち寄った、柴犬のブリーダーさんのお店で仔犬と遊ぶコースを体験することにしました。
ブリーダーさんは、「もしかしたら仔犬に遊ばれるのはあなたたちかも....」と、微笑みながら仔犬を連れてきてくれました。
この日遊んでくれたのは、黒柴の子でした。
仔犬は周囲をグルグル走り回ったと思ったら、数秒落ち着き、その後すぐ走り出す、をひたすらに繰り替えしていました。
目で追いつけなくなる瞬間もあり(景色の一部が漫画のスピード線に見えるくらい)、遊んでもらっていたのは、まさに私たちでした。
初めて犬とじっくり遊ぶという経験ができて、嬉しさがいっぱいでした。仔犬ちゃんありがとう!って気持ちでいっぱいでした。
また、この日初めて犬のうんこの片付けもしました。自分が思っていたよりも抵抗感なく出来たことが、意外でした。

* マキちゃんとお散歩

後日ブリーダーさんの所へ行き、今度はお散歩体験をしました。
お散歩してくれた子は「マキちゃん」という名の、天真爛漫な性格の女の子でした。
散歩中に土の塊をほじくって食べようとするのを、焦って止めたのが印象的です。食べるのを止めようとした際に、
夫の着ていた目の荒いニットに風穴が空いたのは、いい思い出!
柴犬と言っても、皆それぞれ性格が違っていて面白いなぁと勉強になりました。

ハナオとの出会い

柴犬は毛の色(赤、黒、白、胡麻)や顔立ち(キツネorたぬき顔)、
性格や気質は、親犬の遺伝によって異なってくるらしいです。
ブリーダーさんから、どんな子が希望か聞かれた私たちは「小柄で性格の素直な子がいいです」と伝えました。
そこで紹介されたのが、ハナオでした。(ハナオの父犬と母犬様たちは、二匹とも小柄で可愛らしい方々でございます)
当時は生後6ヶ月の仔犬ちゃんでしたが、すごく大人しい男の子だなぁというのが、第一印象。
ブリーダーさんが「顔立ちや背格好も、これからまだまだ、進化していきますよ!」と、嬉しそうに教えてくださったことを、よく憶えています。

* お試し散歩

その後、お互いの相性がすぐに分かるという、お試し散歩をさせていただきました。
合わなかったらどうしよう....と、少し緊張しつつハナオと歩き始めました。
ハナオは終始、静かにフガフガ草や石の匂いを嗅いだり、無言だけどテンション高くお散歩を楽しんでいるように見えました。
そんな彼の姿に、私たちはすっかり心を掴まれました。大人しくて奥ゆかしい、この子と一緒に暮らしてみたい。強くそう思いました。
お試しお散歩は、とても有意義な時間となりました。こういった機会を作ってくださったブリーダーさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
こうして、無事にブリーダーさんの所へ戻った2人と1匹は、家族になる手続きを進めることに決めました。
次回もお楽しみに〜૮ ˆﻌˆ ა

初めてハナオに触った記念。